「理想はとはに輝けり」 ~実現したい未来を創る学びの実現に向けて~
函館市立港中学校 校長 猪狩 武彦
津軽海峡を渡る風もようやく和らぎ、函館山を背に、春の光が海面にきらめく季節を迎えました。令和8年度、本校は56名の新入生を迎え、全校生徒210名で希望に満ちた新たな一歩を踏み出しました。
急激に変化する予測困難な時代を迎え、次代を担う子どもたちには、新たな価値を創造する資質・能力の向上が求められています。学校は、子どもたちが日々の幸せを実感できる環境を整え、多様な仲間と協働し、自ら持続可能な社会を切り拓く力を育む場所でありたいと考えています。
本校では、校訓「自主・協調」のもと、「子どもを主語にする学びの実現」と「対話によるコミュニティの醸成」を経営の柱に掲げました。
入学式では、自ら問いを立てること、そして対話を通じて自己の可能性を広げることの大切さを伝えました。異なる価値観をもつ仲間と最適解を模索するプロセスこそ、これからの学びの核となります。
校歌の一節にある「理想はとはに輝けり」という言葉を胸に、伝統ある本校の灯を絶やすことなく、大人と子どもが一体となって「私たちが実現したい未来」を創り上げていきたいと願っています。教職員一同、全力で教育活動に邁進いたしますので、保護者・地域の皆様におかれましては、引き続き温かいご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。